夏の蚊には気をつけましょう
夏の蚊には気をつけましょう!
暑い時期になると、蚊が多く発生します。特にヒトスジシマカはジカ熱やデング熱といった病気を持っている場合もあります。
病気を持った蚊に刺された人は感染し、その蚊がまた、他の人の血を吸うことによって感染を広げていきます。感染してもすべての人に症状が出るわけではありませんが、発熱や関節の痛み、発疹がでるといった症状が一週間ほど続くことがあります。
蚊に刺されないように対策をすることが大切です。
デング熱
- 予後は良好性の疾患。出血症状が伴って適切な処置がされないと致死性になりますが、出血症状が出ることは、ごくまれです。
ジカ熱
- 妊婦が感染すると、胎児感染することがあります。この場合、小頭症*になる可能性 があります。(ジカ熱に、海外で感染して、日本に持ち込まれての感染はありますが、 日本国内で発症した例はありません)
*小頭症:赤ちゃんが小さい頭で生まれるか、出生後に、頭の成長が停止する状態を言います。
対 策
対策1
ヒトスジシマカは、空き缶に溜まった雨水など、小さな水たまりを好んで卵を産み付けます。
住まいの周囲の水たまりを無くすことによって、蚊の数を減らすことができますので、定期的に周辺環境の水たまりの除去、下草刈り、雨水ます・排水ますの清掃などを心がけましょう。
主な発生場所
- 雨ざらしの用具
- 植木鉢の皿
- 雨除けのブルーシートや古タイヤに溜まった水たまり
- 屋外に放置された空きビン・缶、ペットボトル
- 風通しの悪いやぶ・草むら
- 雨水ますや排水ます
対策2
やぶなどの蚊がいそうな場所に行く時には、肌を露出せず、虫除けスプレーを使用するなど、蚊にさされないように注意してください。
また、デング熱やジカ熱の流行地(アフリカ・中南米・アジア太平洋地域)に渡航される場合は、現地で蚊に刺されないよう注意が必要です。
ヒトスジシマカとは
背中に1本の白い線とW字状の模様がある4.5mmほどの蚊で、5月中旬から10月 下旬頃まで活動します。
雑木林や竹林などで繁殖し、主に藪・墓地・公園などに見ら れます。
特に日中に活発に吸血し、活動範囲は50~100m程度です。
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掲載日 平成28年6月15日
更新日 平成30年8月17日
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