日本脳炎予防接種

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日本脳炎について

日本脳炎はヒトからヒトに感染するのではなく、ブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介されて感染します。ウイルスを持つ蚊に刺されると、7～10日間の潜伏期間のあとに、高熱、頭痛、嘔吐などの症状がでます。さらに、意識障害やけいれんなどの「急性脳炎」を発症します。

日本脳炎の予防接種について

定期接種対象者

1期：生後6か月～7歳6か月未満
2期：9歳～13歳未満

接種回数と接種間隔

1期初回：2回 ※6日以上（標準には6～28日）の間隔あけて2回接種
1期追加：1回 ※1期初回2回接種後、6か月以上（標準には1年程度）の間隔をあけて追加接種
2期：1回 ※1期追加接種からおおむね5年後の間隔をおいて接種

標準的な接種期間

1期：3～4歳
2期：9歳

特例措置対象者

日本脳炎の予防接種については、接種後に重い病気になった事例が発生したことから、平成17(2005)年度から平成21(2009)年度まで、接種勧奨を差し控えてきました。
平成22(2010)年度からは新たなワクチンが開発されたため、接種が再開しています。
そのため、接種が十分に行われていない可能性のある平成15(2003)年4月2日～平成19(2007)年4月1日生まれのお子さまは、日本脳炎の未接種分を19歳（20歳の誕生日の前日）まで定期予防接種として無料で受けることができます。

**★積極的な勧奨の差し控えにより日本脳炎の予防接種が済んでいない方の接種スケジュール**
日本脳炎1期の過去の接種回数	接種スケジュール
0回	1期の接種スケジュール 1回目接種（1期初回1回目）⇒6日以上あける⇒2回目接種（1期初回2回目） ⇒6か月以上あける⇒3回目接種（1期追加） 2期の接種スケジュール 1期追加終了後、6日以上あける⇒2期接種
1回	1期の接種スケジュール 1回目接種（1期初回1回目）から6日以上あけて2回目接種（1期初回2回目） ⇒6日以上あける⇒3回目接種（1期追加） 2期の接種スケジュール 1期追加終了後、6日以上あける⇒2期接種
2回	1期の接種スケジュール 2回目（1期初回2回目）の接種から6日以上あけて3回目接種（1期追加） 2期の接種スケジュール 1期追加終了後、6日以上あける⇒2期接種
3回	2期の接種スケジュール 1期追加終了後、6日以上あける⇒2期接種