在宅医療と介護の連携
地域包括ケアシステムについて
地域包括ケアシステムとは、高齢者が住み慣れた地域で、自分らしい生活を最後まで続けられるように、医療・介護・予防・住まい・生活支援が一体的に提供される体制のことをいいます。出典:在宅医療・介護連携推進事業の手引きVer.3在宅医療・介護連携について
在宅医療・介護連携における4つの場面
在宅医療・介護連携における4つの場面とは、在宅療養者の生活場面において、医療と介護の連携した対応が求められる場面(1)日常の療養支援(2)入退院支援(3)急変時の対応(4)看取りをいい、4つの場面を意識して取り組む必要があります。本町では、関係機関と連携して、4つの場面について協議を進めています。
出典:在宅医療・介護連携推進事業の手引きVer.3
在宅医療とは
「在宅医療」とは、様々な病気で通院が困難になった時、住み慣れた生活の場で行われる医療のことです。医療は受ける場所によって、医療機関の外来に通って受ける「外来医療」、医療機関に入院して受ける「入院医療」、「在宅医療」の三つに分かれ、「在宅医療」は、選択肢の一つです。在宅医療はチームケアです
職種 | 内容 |
---|---|
医師 | 自宅を訪問し、病気やケガ等の治療や日常生活についてのアドバイスを行います。 |
歯科医師 | 自宅を訪問し、口腔内の治療やアドバイスを行います。 |
ケアマネジャー | 自宅を訪問し、介護保険制度の相談を受け、体や生活状況を踏まえ、ケアプランを作成し、介護サービスの調整を行います。 |
看護師 | 自宅を訪問し、医師の指示のもと、病気や障がい等の看護、健康等に関するアドバイスを行います。 |
薬剤師 | 自宅を訪問し、薬の説明を行い、飲み方や副作用、残った薬の確認等を行います。 |
理学療法士等 | 自宅を訪問し、医師の指示のもと、自立した生活が送れるようにリハビリを行います。 |
本人や家族の状況に応じて、福祉用具、訪問介護、通所介護等の介護サービスを受けることができます。
訪問診療と往診の違い
訪問診療とは
訪問診療とは、定期的に医師が訪問し、在宅で医療を受けることをいいます。年齢に関係なく、通院が困難な方が利用できます。町内には訪問診療を行っている在宅療養支援診療所が3か所あります。
診療所名 | 診療科目 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|---|
石川医院 | 内科・小児科 | 上三川町大山 467-5 |
0285(52)0100 |
小口内科小児科医院 | 内科・小児科・循環器内科 消化器内科・呼吸器内科 放射線科・皮膚科 |
上三川町上三川 3358 |
0285(56)2109 |
どんどんまもろう クリニックしらさぎ |
内科・循環器内科・消化器内科 | 上三川町しらさぎ 1-41-17 |
0285(56)7007 |
※町外の在宅療養支援診療所を利用することもできます。
町外の在宅療養支援診療所リンク
往診とは
往診とは、普段は通院しているが、急に体調が悪くなった時に不定期に医師が訪問し、医療を受けることをいいます。上三川町における医療と介護の連携
上三川町在宅医療・介護連携推進事業
本町では、医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域包括支援センターと連携して、在宅医療・介護連携推進事業を進めています。町健康福祉課では、在宅医療・介護連携相談窓口を設置し、専門の相談員を配置しています。医療機関や各関係機関、本人や家族からの相談に応じ、在宅医療に関する調整を行っています。また、町内の在宅療養支援診療所の医師と連携し、在宅医療の体制づくりについて協議を進めています。
地域包括支援センターでは、多職種連携のための研修会として、「顔の見える関係会議」を年2回開催しています。医療・介護にかかわる各関係機関や多職種が協力し合い、切れ目のない体制づくりを進めています。
在宅療養について
上三川町と上三川地域包括支援センターでは、在宅療養をされる方のために「在宅療養生活アドバイスブック」を作成しています。ご活用ください。在宅療養生活アドバイスブック(pdf 829 KB)
在宅医療・介護連携の相談窓口
掲載日 令和6年7月2日
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【このページについてのお問い合わせ先】
お問い合わせ先:
ORIGAMIのまちかみのかわ 健康福祉課 高齢者支援係
住所:
〒329-0696 栃木県河内郡上三川町しらさぎ一丁目1番地
電話:
0285-56-9191
FAX:
0285-56-6868